体力の無い私が、妊娠中に仕事を辞めずに済んだ理由

f:id:sanahanas:20190515170329j:plain

私事ですが。

ほんっとーーーに体力が無いです。

「脆弱」で通っています。

 

ちょっと疲れるとすぐ熱を出す。

妊娠中じゃなくても、すぐ息が切れる。特に階段。

重たいものが持てない。

ペットボトルのふたが開けられない。

 

そんな体力無し子の私が ”妊婦ft.仕事” をどうやってこなしたのか。

 

上司・同僚の様子

上司への報告のタイミング

妊活を開始した時点で上司に話していました。

上司は女性で、ママさんです。

その上の上司は男性ですが、不妊治療の経験者です。

そんな環境なので、超ラッキーなことにすごーく理解がありました。

なんなら妊娠応援してくれているくらいです。

 

なので、妊娠を報告したときも一緒に喜んでくれたし、

これからの仕事をどうしようっていうことも考えてくれたし、

恵まれていました。ありがたい。

この時点で、体力無し子であることは周知の事実です。

「身体が弱いからな…」

と配慮してもらえました。

甘い考えかもしれませんが、そういう配慮、本当に助かります。

強がって隠すよりも、正しく知ってもらっていた方がいいんです、体力無し子は。

 

同僚への報告のタイミング 

小規模の職場だったので、

私が嫌じゃなければ早めにみんなにも言った方がお互い楽だろう、ということで、

3か月に入る前くらいにもう公言しちゃいました。

 

既につわり等身体に変化が出始めてるから、

公言しないと「あいつどうした」「病気か」ってなる。

「体力無いしな。何かあったか」ってなる。

ややこしくなる。

もし今後流産とかそういうトラブルがあったら、そのときはそのとき。

 

安定期でもないのに公言することに若干悩みはしたものの、

公言してからの方がずっと楽でした。

職場に全くマタハラが無いからだけど。

 

ほんと全員「おめでとう」って言ってくれたし、

みんな楽しみにしてくれたし、ありがたい。

 

若干しまったと思ったのは、

ゴミをまとめるとかそういうレベルのちょっとしたことをやろうとしても

「やめろぅっ。私たちがやるから!」

って止められることくらい…贅沢な悩みです。

 

妊娠中の働き方

妊娠してからはほとんど定時で帰っていました。

自分も、定時までに必要な仕事は仕上げるように頭はフル回転。

そして、周りも定時帰りを許してくれる。むしろ、早く帰れって言ってくれる。

 

雰囲気って大事ですよね。

空気感として、

 

「え、帰るの?みんな残ってるのに?」って感じか

 

「残る気なのか?残るとしたらなぜなんだ?今日やらなきゃダメか?明日でもいいでしょ、帰りなさい」なのかで

 

大きく違いますよ、精神的ストレス。

これでバンバン残業だったら、どうなっていたかわかりません。

 

つわりと通勤

妊娠初期のつわりの時期は、仕事中はそんなに気持ち悪くもならず。

ラッキー。

 

でも通勤中はしんどかったですね。

当初は電車通勤でしたが、臭いがダメで。色んな人の臭い。

特に、タバコの残り臭。

車通勤に変更させてもらいました。

自分のペースで休憩もとれるし、おかげでとても助かりました。

 

お腹の張りと、その対応

ウテメリンを飲む

妊娠中期は、お腹がたまに張るようになってきてしまいました。

そこで妊婦健診のときに相談してウテメリンを出してもらって頓服で飲んでいました。

 

ただ、ウテメリンの副作用が割としっかり出てしまったので、

飲んで1時間半くらい動機と息切れがすごかったです。

 

張ってくるのは決まって午後だったので、昼休みに入る前くらいにウテメリンを内服。

昼休みの間に横にならせてもらって副作用が落ち着くのを待ちました。

 

時間休をもらう

ウテメリンを飲んで、昼休憩を活用して、

それでもダメなら仕事を調整して、時間休をもらいました。

突発で時間休をくれるあたり、本当に恵まれてると思います。

 

漢方を飲む

その後、ウテメリンの副作用があんまりきついので、

産婦人科に再相談をして漢方を出してもらいました。

こちらは副作用はなく、張りもそこそこ落ち着いたので良かったです。

どうしても効かないときはウテメリンだけど。

 

反省点

妊娠後期はお腹の張りと息切れがもっとひどくなりました。

でもあとちょっとって気持ちで頑張っていて。

だってここまで気を遣ってもらってねぇ…

これ以上甘えるのは社会人としてどうなんだ、と思ってしまって。

 

でも、後で書きますが、あと1週間で産休っていうところで入院…。

余計に迷惑をかけました…

 

これだけ理解のある職場なので、

しんどくなってきたって正直に相談すれば良かったんですが、

これだけ理解のある職場だからこそ、これ以上我儘言わないって思ってしまって。

 

でも無理をして、結局入院して、すごく迷惑をかけてしまったので、

ちゃんと相談しないっていうのはダメだったな、と反省しています。

頑張ればいいってものでもない。

頑張り方を間違えるとかえって迷惑をかける。

ということを実感しました。

 

妊娠しながら仕事、しんどいですよね。

職場の理解があり、仕事の調整をしてもらっていても、しんどかったです。

 

元々の体力だったり、個人差はあるかと思いますが。

でも、仕事をしていたのでやたら体重も増えなかったと思うし、

色んな人に応援してもらえて、

日々色んな人と話すことで精神的に安定した部分もあったと思います。

無理は禁物だけど。

 

 

にほんブログ村 マタニティーブログへ
にほんブログ村