軽い気持ちで完母を目指して病んだ話

こんにちは、サナです。

36歳から妊活を開始し、37歳で第一子を出産しました。

 

出産したらひと段落すると思っていた数々の痛み…

1つ治まれば、また次新しくどこか痛くなる、痛いのが落ち着いたら夕方ぐずるようになる、と育児はホントに待ったなしだな、と痛感しています。

 

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さて、痛みに耐えながら授乳タイムを過ごしていましたが、

こんだけ乳首が痛いのに何故か母乳育児に憧れていました

 

最初は「なんとなく」でした。

でもやっていくうちにドツボにはまってしまって・・・

 

結果的に1カ月ちょいで完母になりました。

 

でもこれがまた一筋縄ではありませんでした・・・

 

産んですぐは混合だった

私が出産した病院は、母乳育児をめちゃめちゃ推奨、というわけではありませんでした。

始めからたっぷりお乳が出るわけはないので、ミルクを足す前提でした。

授乳室でも母乳頑張った後、助産師さんに「20くださーい」などと声をかけるとミルクをくれます。

 

退院するときも、ミルクを足して様子を見ながら進めるように話しがありました。

1日2~4回くらい、1回40㏄を追加であげていましたね。

 

母乳だけでしばらく落ち着いていれば、足りるんだなと判断してミルクは追加せず。

1時間に1回母乳、というハイペースになってきたら足りなさそうだからミルク追加、という感じでした。

 

こんな感じです。ピンクが母乳、オレンジがミルク。

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なんとなく憧れた母乳育児

当初は混合だったらパパもミルクをあげられるし、

ミルクをあげているときパパは楽しそうだし、

まぁこれでもいいかな、と思っていたんです。

 

ただ、なんとなーく、なんとなーーーーーく、

「母乳で育ったぞ」

に憧れがちょびっとありました。

 

ミルクでも元気に育つことは百も承知です。

母乳が不十分だったり、周りがやいのやいの言って精神的にしんどい気持ちになるママもいる、と噂に聞いたこともありますし、

母乳育児こそすばらしい!みたいな考え方は持っていません。念のため。

 

ただ、なんとなーーーーく、チャレンジするだけしてみよっかなー、と思いました。

 

なぜこんなことを思ったんだろう・・・

あんなに乳首が痛いのに。

産後ハイだったんだろうか。

今でも自分がわからない。

 

なんとなく調べたネット情報

どうやったら完母になるんだろう。

とりあえずググってみよう。

 

と調べてみると、すぐに色々な情報がヒットしました。

完母を目指すママさんたちが、色んな場面で情報交換をしたり叱咤激励をしていました。

 

読んでいくと、おもしろいんです。

ほうほう、こうやって進めるのか。

へーー、こうやって考えるのか。

どんどん読めます。

 

ドツボにはまって勝手に自分を追いつめる

完母を目指す人たちの書いているものを読んでいると、混合やミルクの人が読むと、ちょっとディスられているような気持ちになるかもしれない表現もありました。

・・・すいません、なんと表現したら良いか・・・

 

そんなことないんでしょうけど、ミルクを足さずに頑張るぞ!みたいな内容が多いので、ミルクを足すと負け感があったんです。

 

どはまりして読み進めていくうちに、私は変な気持ちになってきました。

 

え、ミルク足しちゃってる・・・

乳首痛いときもミルクに切り替えることがある・・・

どうしよう、そんなことしちゃいけなかったんだ!!

どうしよう、もう何回もやっちゃってる!!

だって泣くんだもん!!

いや、でも、泣いても体重が増えていればミルクを足す必要ないって書いてある・・・

どうしよう!!

 

・・・・・・ 

誰もそんなこと言ってないんですよ。

混合やミルクを否定している人はいなかったんですけど。

 

でも産後の精神的不安定時期にどはまりして読んだからかな。

これまでの自分のやり方が間違っていたように思えて、どんどん不安になってきました。

 

今思えば、なんとなーーーーく憧れている程度の気持ちで、

本気の覚悟の人たちの表現を読み漁ったからですね、きっと。

 

訪問の助産師さんと話して落ち着く

産後約1カ月で、市の保険センターから訪問の助産師さんが来てくれました。

色々と相談しているうちに、母乳の話題になりました。

 

そこで泣いてしまって。

不安をいっぱい吐き出しました。

 

軽い気持ちで母乳育児を目指したけど、

赤ちゃん泣くし、乳首痛いし、ミルクを足してしまっている。

でもネットを見ると、ミルクを足したことを後悔してしまって、もう気持ちがぐじゃぐじゃだ。

 

今思うと、何を独り相撲をとっていたんだろう、と思いますが、

あの時は泣きじゃくりながら相談しましたね・・・

病んでますね。。。

 

助産師さんは、

・体重は順調に増えているから大丈夫。

・完母にこだわらなくても大丈夫。

・ちゃんと育児はできているし、もっと自信を持っていい。

・ネット見るの、やめよう。情報が欲しいときは保険センターに電話をしてくれれば助産師さんが相談にのる

と言ってくれました。

 

市の保健センターにそんな電話をしていいなんて知らなかったので、びっくりしました。

そして一気に気持ちが楽になりました

 

ネットではなく直接人に聞いてもらえたこと、

助産師さんからの言葉なので信ぴょう性があったこと、

今後の相談先が明確になったこと、

全部合わさって、一気に肩の荷が下りました。

 

気楽に吸わせるようになったらいつの間にか完母に

助産師さんと話して気が楽になった私は、

まぁ、いいやミルクも使おう、という気楽な気持ちで授乳ができるようになりました。

 

すると助産師さん訪問から1週間経たないうちに、

気づいたら完母になっていました。 

 

私が精神的に落ち着いたからでしょうか。

赤ちゃんも落ち着きましたね。

 

まとめ

産後って、本当に精神的に不安定なんですね・・・

 

「私は産後。産後は不安定。ちゃんとわかっていればそんなおかしなことになるまい」

などと考え、自覚していたつもりでしたが、

まんまと変な感じになってしまいました。

 

そもそも、あれだけ乳首が痛かったのに、

悶絶してたのに、

なんで完母目指したりしたんだろう・・・

謎すぎる。

 

そして一人で決めて、勝手に人の意見読んで、勝手に病んで、

超独り相撲!!

あの時、たぶん旦那さんにも迷惑かけた!

ごめん!!

 

そして無理しなくなった途端、おっぱい出るようになったし。

 

何よりも、ママが精神的に安定していることが赤ちゃんにも家族にも、ママ本人にも1番ですね。

痛感しました。

 

 

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