ウテメリンの効果を実感 ~点滴を外したらとんでもないことに~

こんにちは。

妊娠32週にして、急遽切迫早産のため入院となったサナです。

sanahanas.hatenablog.com

 

注射が、針が、大の苦手なのに24時間点滴留置の地獄…。

f:id:sanahanas:20190511125839j:image

もうしんどい。助けてほしい。

 

点滴を外した日

点滴を外した経緯

あれは2018年12月30日…

明日は平成最後の年越しがある、という日の夜20時頃、

点滴を差し替えることになりました。

 

また3日で点滴が漏れてしまった…

また刺される…

としょんぼりしながら、刺す場所を探されていました。

いい所は使い尽くしていたので、腕の内側に刺すことに。

 

ところが、刺してすぐ漏れてきてしまいます。

失敗です。

この時点で看護師さんがもう1人来ました。

 

しんどさを口に出したら外してもらえた

点滴に失敗されて、心がポキっと折れました。

 

「もう許されたい。許されたいよぅ」

 

と思わず言ったら、

2人いた看護師さんが、お互いの顔を見て

「先生に聞いてみようか…」

と話し始めたではありませんか!

 

え、いいの??

そんな、こんな夜に、夜勤帯の手薄なときに、

こんな患者の根性なしな発言だけで先生に電話までしてくれるの??

そして検討してくれるの?

 

まぁ、たぶん私すごい表情だったんでしょうね…。

やばいな、コイツ、と思われたんでしょうね。

 

「ちょっと先生に電話で相談してくるからね。ダメって言われたら、もう一回刺すからね。」

と言われて待つこと約10分。

 

「外してみていいって!」

と看護師さん。

やったーーーー!!!言ってみるもんだ!!

めっちゃ嬉しい!入院してから一番うれしい。

 

点滴を外した日の夜の様子

はじめは順調でした。

 

なんだよー、なんでもないじゃんかー。

わー、腕が自由だ。久しぶりだ。

こんな腕が軽いの久々だ、ひゃっほう。

 

と、テンションがあがります。

これでうまくいけば、退院させてもらえるかも、と淡い期待が膨らみます。

気持ちが軽いからでしょうか、ものすごくスムーズに入眠しました。

 

ところが。

夜中0時くらいにお腹が痛くて目が覚めました。

おかしい。痛い気がする。っていうか痛い。

痛くなったら服薬して、と言われていたので、ウテメリンを飲んで寝てみる。

 

明け方4時。トイレで目覚める。

点滴がないから、自分でトイレに行ける。ひゃっほう。

でも、痛いってほどではないけど、なんか変。

とりあえず、寝る。

 

点滴を外した次の日の朝、状況が一変

次の日の朝、夜中にあったお腹の痛みは消えていました。

6時頃看護師さんが部屋に来たときに、夜中痛くなってウテメリンを飲んだこと、今は大丈夫なことも伝えました。

とりあえず、様子を見るためにNSTをします。

 

すると。

別の看護師さんが点滴を持って部屋に来たではありませんか。

なんでだ。刺す気か。

 

刺す気です。

 

「昨日の夜、先生に聞いてもらって、許されたんだよ。ほんとだよ。」

と訴えました。

今思い出しても子どもみたいに必死に訴えましたね。

看護師さんは困った顔をして、点滴を置いて部屋を出て行きました。

良かった、助かったか。

 

助かりません。

5分後、今度は主治医の先生と一緒にやってきました。

え!先生?!なんでだ!!とこっちは大混乱です。

その日は12月31日。正月休みに入る前のめっちゃ忙しい日です。

 

すると先生から、NSTをした結果、めっちゃお腹が張っていること、

このまま放っておくと陣痛になってしまうことを説明されました。

やばい、こんな忙しい日に点滴が嫌だと駄々をこねて医師に時間を割かせるとんでもない患者になってしまった。

しまった。ちょっと許してくれればと思っただけなのに。

しかも陣痛きそうって、それじゃダメじゃん。

 

NSTの波形も見せてくれました。

ものすごく見事に定期的にお腹が張っている。

それはもう、見事な波形。 

 

これは、もう観念しましたね。

さようなら、短かった自由。

 

まとめ

ウテメリンって、本当に効果があるんですね…

点滴切ったとたん、あのお腹の張り方は見事でしたよ。。。

 

点滴から一時的に解放されて、すごく嬉しかったので、

念を押されてはいましたが、やっぱりダメってなったときに予想以上にショックでテンパってしまいました…

看護師さんも先生も、あのときは本当にすいません。 

 

にほんブログ村 マタニティーブログへ
にほんブログ村